最近読んで面白かった本。
70歳にして住宅を建てようと決意した施主と、建築家小川広次との格闘。
コピーライター、編集者として働く70歳の夫と、大学教授だった奥さんというただものではない夫婦。
老いていくことと向き合いながら、理想の空間を建築家とつくりあげる。
中身はそんな生易しいものではなく、まさに格闘。
建築家と住宅をつくることが施主の視点で、ありのままに書かれています。
こういった関係はかなりのレアケースだと思いますが、建築家を信頼して全てを任せる施主とそれに応える建築家。
建築家ってどこか宙に浮いてるようなところが必要で、そこを信頼してもらって、現実に着地したときよかったなって思ってもらえると最高ですよね。
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