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2011/04/12

2011.04.12 悪党重源


東大寺大仏殿を再建した男、大勧進重源。残存するものでは東大寺南大門や浄土寺浄土堂で有名なあの方ですね。そう、大仏様の建築です。
事務所で関わってるお寺の現場で屋根がかかっただけの寺社の空間にはまってしまって、とっても気持ちよくって、ゆったりとしてて、住んでみてーと思って、ぱらぱらといろんな資料めくってたら、おやおや大仏様というのは荒々しくっていいなぁと思って調べたらこの本に当たったのです。
勧進というのは現代の建築家と違って、お金も、職人も、技術も自分で集めるんですね。そりゃいろんなことがあります。クリーンでなんていられません。ってか全くそんな人ではありません。とてつもなく壮絶な人生です。あの建築の背後にこんな生涯があったのかと思うと、余計いろいろ知りたくなります。
すぐに役に立つって訳ではないけど、重みのある一冊です。

2010/12/16

2010.12.14 著書解題 - 内藤廣対談集2

著書解題 - 内藤廣対談集2
60年代を中心に内藤廣さんが影響を受けた著書の著者と対談した連載をまとめたこの本。
500ページ近くの結構なヴォリュームですが、他の本に浮気せずに一気読みしちゃいました。
この本が面白いのは、自分が大学で受けた教育の源を垣間見ることができることですなぁ。
戦後から日本の建築が立ち上がってくるダイナミズムや当時の生々しい状況が赤裸々に語られています。
知らず知らずのうちに当たり前と感じていること、見直して勉強するいい機会になりそうです。
下記内容です。

磯崎 新 全編予告編だった『空間へ』
     ── 『空間へ』(1971)

長谷川 堯 大正を通して現代をあぶり出す
     ── 『神殿か獄舎か』(1972)

原 広司 人間と建築の同義性を証明したい
     ── 『建築に何が可能か─建築と人間と』(1967)

植田 実 一時代を疾駆した『都市住宅』
     ── 『都市住宅』(1968.5月創刊)

菊竹 清訓 世界に名乗りを上げた〈か・かた・かたち〉
     ── 『代謝建築論─か・かた・かたち』(1969)

宮内 嘉久 自らの立ち位置を問え
     ── 『建築ジャーナリズム無頼』(1994)

林 昌二 毒は薬になり得たか
     ── 『建築家 林昌二 毒本』(2004)

槇 文彦 都市をみる、都市を読む
     ── 『見えがくれする都市─江戸から東京へ』(1980)

川添 登 文明論をもって「滅亡」を大胆に予見
     ── 『建築の滅亡』(1960)

石元 泰博 桂離宮にミースを見た…
     ── 『桂 KATSURA─日本建築における傳統と創造』(1960)
     ── 『桂─日本建築における伝統と創造』(1971)
     ── 『桂離宮─空間と形』(1983)

伊藤 ていじ 民家に文化形成の基盤をみる
     ── 『民家は生きてきた』(1963)

総集編 大川 三雄 活字が伝える時代の証言

読んだ本もあるけど、より深く理解できそう。
さて、どこからいきましょうか。
歴史はつくられたもの、これからこれから。

2010/12/07

2010.12.07 平山書庫

家にあるなかで気になる本をピックアップしたら結構あるある。
全部読んだ本ってあんまりないなぁ。
ちょっとずつ吸収してんのかな。
ゆっくりできたときに眺めてみよ。

対称性人類学 - 中沢新一
トランスフォーメーション - 中沢新一+長谷川祐子
社会は情報化の夢を見る - 佐藤俊樹
新しい建築様式への道 - ルドルフ・シュタイナー
建築の理 - 難波和彦
日本人の心と建築の歴史 - 上田篤
著書解題 - 内藤廣
芸術闘争論 - 村上隆
縄文聖地巡礼 - 中沢新一+坂本龍一
集まって住もう - 居住空間デザイン講師室
建築史の基礎概念 - パウル・フランネル
コラージュシティ - コーリン・ロウ
アジア都市建築史 - 布野修司
都市と建築 - S・E・ラスムッセン
建築から見た まち いえ たてもの のシナリオ - 貝島桃代
建築家を知る/建築家になる - 山本想太郎
三低主義 - 隈研吾+三浦展
形の冒険 - ランスロット・L・ホワイト
アトラス 新しい建築の見取り図 - ライザー・ウメモト
フランク・O・ゲーリー アーチテクチャ プロセス
生きられた家 - 多木浩二
建築を目指して - ル・コルビュジェ
建築家の講義 - レム・コールハース
混沌からの秩序 - I・ブリコジン
空間の詩学 - ガストン・バラシュール
これから「正義」の話をしよう - マイケル・サンデル
パラダイム・ブック - C+Fコミュニケーションズ
多読術 - 松岡正剛
日本辺境論 - 内田樹
崇高の美学 - 桑島秀樹
ゼロからの宗教の授業 - 釈徹宗
パーソナル・マーケティング - 本田直之
日本を創った思想家たち - 鷲田こやた
発想法 - 川喜田二郎
インフォーマル - セシル・バルモンド
現代建築に関する16章 - 五十嵐太郎
20世紀建築研究 - 20世紀建築研究編集委員会
目を養い、手を練れ - 宮脇檀住宅設計塾
VERNACULAR - 石川直樹
Shuffled - 古屋誠章の建築ノート
思想地図vol.3 アーキテクチュア特集
POST BABBLE CITY - アトリエ・ワン
20XX年の建築原理へ - 伊東豊雄・藤本壮介・平田晃久・佐藤淳
Content - レム・コールハース
私たちが住みたい都市 - 山本理顕
UNBILT - 磯崎新
建築をつくることは未来をつくることである - Y-GSA
都市的体験 - クロード・S・フィッシャー
素材の美学 - エルウィン・ビライ
芸術の設計 - 岡崎乾二郎
集落の教え - 原広司
動物感覚 - テンプル・グランディン
言葉と建築 - 土居義岳
見えがくれする都市 - 槙文彦
建築における「日本的なもの」 - 磯崎新
世界と日本の見方 - 松岡正剛
神仏たちの秘密 - 松岡正剛
複雑な世界、単純な法則 - マーク・ブキャナン
三位一体モデル - 中沢新一
カオスの自然学 - テオドール・シュベンク
1995以後 - 藤村龍至
生ける建築のために - J・イェーディケ
トポロジーへの誘い - 松本幸夫
現代思想入門 - 仲正昌樹
ヴィジュアル・アナロジー - バーバラ・M・スタフォード
現代住宅研究 - 塚本由晴・西沢大良
手法が カウンター・アーキテクチュア - 磯崎新
精神と自然 - G・ベイトソン
美学入門 - 中井正一
建築を思考するディメンション - 坂本一成
Second Nature - 吉岡徳仁
手塚貴晴の手で描くパース - 手塚貴晴
暗黙知の次元 - マイケル・ポランニー
図解事典 建築のしくみ - 建築図解事典編集委員会
アースダイバー - 中沢新一
表象の芸術工学 - 高山宏
手塚貴晴+手塚由比 建築カタログ
ヴィヴィッド・テクノロジー 建築を触発する構造デザイン
ル・コルビュジェの手 - アンドレ・ヴォジャンスキー
truth study center - Wolfgang Tillmans
visions of architecture 1〜5- 長岡造形大学 山下研究室
駅再生 - 鹿島出版会編
デザインとヴィジュアルコミュニケーション - ブルーノ・ムナーリ
日本の現代住宅 1985-2005
ジオメトリック・アート - カスパー・シュワーベ
experimental architecture houses
美の呪力 - 岡本太郎
動物と人間の世界認識 - 日高敏隆
存在と時間 上 - マルティン・ハイデッガー
森のバロック - 中沢新一
方法序説 - デカルト
思考の整理学 - 外山滋比古
GERHARD RICHTER
代謝建築論 - 菊竹清訓
建築の七つの力 - 鈴木博之
建築に何が可能か - 原広司
かくれた次元 - エドワード・ホール
建築家なしの建築 - B・ルドルフスキー
現代建築事典 - 浜口隆一・神代雄一郎
現代建築と技術 - 山本学治
都市への/からの視線 - 若林幹夫
生物と無生物のあいだ - 福岡伸一
日本の都市空間
錯乱のニューヨーク - レム・コールハース
図解アトリエ・ワン - アトリエ・ワン
建築|新しいリアル - 伊東豊雄
デザインの輪郭 - 深沢直人
はじめての現象学 - 竹田青嗣
建築の可能性、山本理顕的想像力 - 山本理顕
デザインのデザイン - 原研哉
知能化都市 - 関谷浩史
風の変様体 - 伊東豊雄
透層する建築 - 伊東豊雄
猪木詩集「馬鹿になれ」 - アントニオ猪木
古⇆今 比べてわかる ニッポン美術入門 - 和田京子
アングル
マン・レイ
光 - 野口里佳・松本陽子
動きが生命をつくる - 池上高志
はじめて考えるときのように - 野矢茂樹
モードとエロスと資本 - 中野香織
響き合う異次元 - 川田順造
世界一シンプルな経済学 - ヘンリー・ハズリット
工藝の道 - 柳宗悦
体験的高齢者住宅建築作法 - 中原洋
日本建築の空間 - 井上充夫

2010/11/15

2010.11.15 縄文聖地巡礼


僕たちが普段疑いもしない当たり前と思ってること。
それらがまだ発生していなかった、発生させていなかった時代の話。
人間は一万年前から変わっちゃいない。
僕たちを覆う線形な時間、価値の認識。
どんどん首絞められてる。
未来へのヒントは縄文にある!?
いろいろつながってきたなぁの一冊。

2010/11/11

2010.11.11 体験的高齢者住宅建築作法


最近読んで面白かった本。
70歳にして住宅を建てようと決意した施主と、建築家小川広次との格闘。
コピーライター、編集者として働く70歳の夫と、大学教授だった奥さんというただものではない夫婦。
老いていくことと向き合いながら、理想の空間を建築家とつくりあげる。
中身はそんな生易しいものではなく、まさに格闘。
建築家と住宅をつくることが施主の視点で、ありのままに書かれています。
こういった関係はかなりのレアケースだと思いますが、建築家を信頼して全てを任せる施主とそれに応える建築家。
建築家ってどこか宙に浮いてるようなところが必要で、そこを信頼してもらって、現実に着地したときよかったなって思ってもらえると最高ですよね。